2005年8月18日 (木)

業務日誌のすすめ

 仕事の能力を飛躍的に向上させる特効薬はないが、確実でもっとも効果的な方法は仕事場での経験や成功、失敗経験を総括、記録し、次の現場に生かしていくことだ。

 書くことによって次の効果が期待できる。
1.目の前で起こったこと、自分の経験したことを客観的に見ることができる
2.そのことで頭の中で何回も繰り返し再現できる(学習の基本はくりかえすことである)
3.他人に伝えることで経験を共有できる。
4.そのことでいろいろな角度から検証できるのでそれから得られる情報を高度化できる

一方、もし書かない、記録しないとどうなるだろうか。あらゆる行動が個々人のカンや経験で行われる。他人に伝えようとしてもせいぜい数人にしか伝わらない。しかもきわめて曖昧なままでしか伝わらない。

 (業務日誌のすすめ)

 仕事の能力を飛躍的に向上させる特効薬はないが、確実でもっとも効果的な方法は仕事場での経験や成功、失敗経験を総括、記録し、次の現場に生かしていくことだ。具体的には日常的に業務日誌を書くことである。どの会社でもその名称はともかく、必ず業務日誌の類を書かされるはずである。そうしないと誰がどこで何をしたのか分からないし、あとでその仕事を検討しようとしてもできないからだ。ところが私生活では誰からも強制されないので、書くか書かないか個人の意志にしだいである。

  本気で自分の仕事力、能力を向上させたいと思うなら、従って自分の人生を真剣に生きてゆきたいと思うなら、まず第1に業務日誌を書き始めることである。

 なぜ業務日誌かというと答えは簡単である。それはネタ切れにならないからである。ブログでも同じだが市販の本には技術的なことが書いてあり、ブログを開いたその日から情報を世界に発信でき、見知らぬ人と意見交流ができるようなことが書いてある。理論的にはそうだが現実にはすぐ壁にぶつかる。問題の本質は技術的なことではなくそもそもネタ不足の問題なのである。私たちが文章を書けない最大の理由は「書く材料がない」つまりネタがないことなのである。その点、業務日誌は仕事をしている以上、ネタ切れになることはない。ただし、「○月○日○○会社を訪問する。担当者にカタログを渡した」のように、ほとんど毎日同じ記述になる可能性はある。しかしそれはそれでよいのである。特別なことはそうひんぱんに発生することはないからだ。

 とはいうもののここにも実は大きな問題点がある。同じ記述になるかどうかはその人の感性によるということである。同じ現象を見てもある人にとっては「何も起こらなかった」と観察するかもしれないが、別の人が見ると「変化の前兆かもしれない」と見るかもしれない。だから業務日誌に限らず書かれたものはその人の感性を表しているのである。

 しかし、はじめはこのことについては あまり気にすることはない。とにかく書き始め、書き続けること大事なのである。

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2005年8月16日 (火)

量をこなすこと、繰り返すこと

 量をこなすこと、繰り返すこと、記録を残すことが能力がふつうかそれ以下の人が人並み以上の成果を上げるもっとも基本的な方法である。よく市販の本には「効率を上げるために優先順位の高い仕事から手をつけてゆくこと」が提唱されている。このことを否定するものではないが落ち着いてよく考えれば、効率を上げるためには経験とそれ相応の能力が必要だからだれでもできることではない。またどれが優先順位の高い仕事であるか分からないから苦労しているのである。それが分かること自体が能力のある証拠であるから能力の低い人にできるものではない。

 ではどうするか初歩の段階(実際はそのあとの高い段階でも)では量をこなすこと、繰り返すこと、記録を取ること、であり最初から効率を求めない方がよい。

 知的生活の基本は読書だが年間百冊以上読み続けることが必要ではないか。そのためにはつべこべ言わずに継続して読み続ける仕組みが必要だ。意志と努力も必要だが普通の人間の意志などそんなに強いものではない。どうするか。環境に配慮することだ。たとえば電車通勤している人は読書以外にあまりすることがないから本を読むだろう。これがヒントである。「本を読む以外に他にすることがないように自分を追い込むことである」。

 パソコンのない環境に一定時間自分をおくことを真剣に考えるべきである。パソコンがあるとつい目的もないのにあっちこっちホームページを見てしまう。市販の本には「必要のないホームページは見ないこと」と書いてあるが、わかちゃいるけどつい見てしまうのが普通の人間である。そのためには、わたしは「見ようにも見られない環境に自分をおくこと」が重要だと思う。これは自分がいかに意志の弱い人間であるか告白しているようなものだが。

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2005年8月 8日 (月)

マスコミとの知的なつきあい方

prisoner

 参院での郵政法案をめぐって波乱があったから書くわけではないが、政治やマスコミとのつきあい方はスマートにすべきです。特に若い人たちは政治に関心を持つべきでしょうがあまり深入りすべきではありません。大事なことはしっかりした考え方、物事の見方を身に付けることです。それと健全な正義感を持ち続けるべきです。

 感受性の強い若い人たちは何か新しそうなことを情熱的に言う人、団体の影響を受けやすい。政治家やマスコミもそれほど重要でないことをさも国の一大事みたいに言うが、そんな一大事がひんぱんに起こるはずがない。逆に本当に重大なことが何事も なかったかのように流れてゆく。

 しかしながら若い人たちの正義感は必要だしうらやましく思う。ある程度、歳を取ると悪いこととは思いながら、実利の方を選択する。イラク戦争はまさしくそういう事例でした。国際政治に正義などない、あるのは利害と力だけだと主張が堂々と通っている。もちろん全面的に否定するものではないが、ほんとうにそうかなと疑ってみるべきです。イラク戦争の開戦理由などとっくの昔に破綻している。もっと意地悪な言い方をすれば指導者たちはそれを十分承知の上で始めたのかもしれない。そして私たちの指導者もそういう事情を知っていながら、あるいは知らないふりをして支持、派兵したのでした。

 さて、この件についてマスコミはしっかりした検証をし、批判をしたでしょうか。全くしていないなどとは言いませんがきわめて不十分です。なぜか。一つはネタ不足なんでしょう。だいたい情報源の多くが政府発表の記事ですから書くにかけないはずです。テレビなどさらに悲惨です。映像がないと間が持たないのです。北朝鮮関連のニュースではミサイル打ち上げの様子が繰り返し繰り返し流されています。あれなど情報操作というより他に適当な映像がないのが本当の理由ではないかと私は思っています。

 一見、マスコミは政治を批判しているように見えるがいわば同じ業界にいるようなもので持ちつ持たれつの関係にあるわけです。一応批判しないと新聞は売れない、かといって批判しすぎるとつぶされる。最近あった某新聞社と某放送局の騒動もそういう見方で見るとおもしろい。

 誤解のないようにわたしは新聞を2紙、テレビのニュースもNHK、BBCなどよく見ています。政治もマスコミも大事なんです。ただそれが全て真実だと思わないことです。いいかえれば健全な批判精神が今も昔も大事なんです。

                                   りょうた

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2005年8月 6日 (土)

使える英語のためのコツ(2)

borders

ウソでも良いから英語を物にしたいと熱望している方々へのわたしの経験を紹介します。
英検やTOEICの点数を上げたい、仕事で必要といった方々は対象外です。

(アメリカ書店巡り)
前回書いたように書店に初心者が読みたくなるような本がなかったというのが私の経験です。もちろんペンギンリーダースのような良書もありましたが、こちらの好奇心を満たすという点では不十分でした。そこでインターネット書店のアマゾンから買うようになる以前、アメリカに行く機会にアメリカの書店巡りをしました。

アメリカではバーンズアンドノーブルスとボーダーズの2大書店が全国展開しているそうです。そういうところで子供コーナーに行くと日本と同じで科学物、歴史物、小説などがありました。あまりに当たり前といえば当たり前なのでしょうが日本の書店の洋書コーナーにはなかったのですから何だか新鮮か感じがして大量に買い求めたものです。ただしお金とスーツケースのスペースには限界がありましたが。またあちこちの博物館、観光地に行ったときに観光ガイドやパンフレットの類も購入しました。

(読書量が爆発的に増える)
そういうことで興味のある本を買ったのですから帰りの飛行機の中からどんどん読んでいきました。それまで年間せいぜい30冊から50冊だった洋書の読書量が爆発的に増え始めました。興味本位と実際自分がそこに行ったという親しみからあきることはなく、逆に大量の読書の結果買い込んだ本が瞬く間に底をついたのでした。

(インターネット書店アマゾンで検索してみる)
一種の禁断症状を呈してきました。それで買ってきた本がアマゾンにないか調べてみたのです。そうするとなんとなんとわたしがアメリカで買い込んできた本の大半がアマゾンにあり購入できることがわかったのです。わたしが数十万円かけてアメリカに行ったことがムダだったとはいいませんが結果はそういうことだったのです。それから注文をどんどん入れてゆきました。値段は現地で買う値段の5割り増しくらいですがいくら何でも飛行機賃よりは安いでしょう。こうして前回書いた(おもしろい本をどこで探すか)(インターネットショッピングのコツ)になるわけです。

(興味のあるジャンルを作る)
最初の頃、Hinemann とい出版社の伝記物などシリーズ物を注文してゆき、興味あるジャンルと相性のいい出版社をつくってゆきました。前回も書いたように失敗もありましたがそれは良い本と出会うための必要経費と割り切ってゆきました。ちょっと怖くなりますが1冊1000円として100冊では10万円になります。つまり数十万円を本の購入費に充てたことになります。これが高いか、安いかは各人の価値観になるのでしょうが語学の学習では、いや他の学習、遊びでもそれ相応の金が必要なことは確かなようです。

(アマゾンを持ち上げるわけではありませんが)
ですからアマゾンを持ち上げるわけではありませんがわたしにとってインターネット書店アマゾンがなければ大量の洋書を読むことはなく一生手にすることのなかったのではないかと思っています。わたしはインターネットを万能とは思わない人間の一人ですが、インターネットの良い面、機能を上げるとすればメールとブログとインターネット書店ではないかと思っているのです。

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2005年8月 4日 (木)

使える英語のためのコツ

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 だれがなんと言おうと私は「英語は難しいものだと」断言する。もっと正確に言えば日本語を含めて語学というものは難しい学問だということだ。日本人 は学校で何年も勉強するのにあいさつひとつまともにできないといわれる。だから英語教育がまちがっている、という論拠にされる。わたしはこれらの意見を否定するものではないがそれよりこの現実をすなおに見る限り「英語は難しいものだ」という事実を表しているだけのことではないか。わたしはお世辞にも英語ができる種類の人間ではない。それゆえにわたしの体験が英語初心者、難民には役に立つのではないだろうかと思うのである。

(読む能力が重要)
 英語のなかで一番重要な能力は何なのかと考えると世の多数派とは違う意見かもしれないがやはり読む能力だと思う。2番目が聞く能力だろう。あとの話す、書くは重要でないとは言わないが読む、聞く能力があれば自然についてくるのではないか。

(読む能力をいかにつけるか)
 さて読む能力をいかにつけるかということだがわたしの経験からは子供向けの本を大量に読むことが有効だと思う。インターネットを調べるとそれを実践している人たちがおられるようであるが私は自分の経験からそう思うのである。大量に読むことを継続する秘訣はおもしろい本を読むことである。もちろん「おもしろい本」は個人によって違うので具体的に言うことはできない。私の場合科学の本、歴史物、伝記、各国の案内などを読んでいる。子供の本と言っても小学校の上級生くらいになるとかなりのレベルになるので大人が読んでも違和感はなくいろいろ勉強になる。

(大量に読む)
 「大量に読む」とは具体的にどれくらいのことを言うのかというと平均50ページくらいの本を年間で百冊から二百冊くらいだ。初心者はこの数字に驚かされるかもしれないが慣れてくれば実行可能である。私の場合三百冊読んだあたりから英語がぐんと身近に感じられるようになった。それ以前に英字新聞も半分見栄で購読していたときがあるが単語力はある程度ついたかもしれないが初心者に有効とは思えない。コツはおもしろい本を大量に読むことである。好奇心を行動のエンジンにすることだ。

(おもしろい本をどこで探すか)
 洋書を扱っている書店には子供コーナーがある。しかし残念ながら私の興味を引く本は本当に少ない。今さら言うほどのことでもないがインターネットショッピングに「AMAZON(アマゾン)」がある。ここで「洋書」をクリックしてチルドレンズを選択して以下ジャンルを絞り込んでゆく。チルドレンズブックには対象年齢が表示されるのでこれを参考にすると良い。わたしは12歳向けをよく読んでいる。プライドが許さないかもしれないがこれくらいだと辞書はほとんどいらない。レベルもそう低くない。場合によっては8歳向けの本も読むこともある。実際に購入するためには最初に会員登録が必要である。

(インターネットショッピングのコツ)
 まず多少の失敗を許容することだ。書店では実際読んでみて購入するかどうか決めるがネットショッピングの場合それができない。はっきり言ってそれを許容することがコツではないかと思う。最初の頃自分が予想していたのと全く違う本が届いて苦笑いしたものである。ある時など「イギリスのお城」という本を注文したら塗り絵の本だったということもある。しかし失敗はだんだん少なくなってきた。理由はおもしろい本に出会ったとき同じシリーズの本を注文したり同じ出版社や同じテーマの本を注文していったのでアメリカやイギリスの出版界の事情が薄々わかってきたからだ。日本では岩波文庫はどんな本、ブルーバックスは科学系とか新潮社はこういう系統の本を出版するとか知っているがアメリカやイギリスの出版界の事情が薄々ながらわかってくるということなのだろう。

以下次回に続く

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2005年8月 3日 (水)

「読書百遍」の意味

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書店にはパソコンの本、英会話の本など短期間に効率よく技能を身につける本がたくさん並んでいる。
わたしは短期間に効率よく技能を身につける人たちがいることは否定しない。同時に世の中の大多数はそうではないこともよく知っている。

ではそういう人はどうすればよいのか。どれでもよい。1冊の本を繰り返し読むことだ。本選びは慎重にすべきだが必要以上に時間を費やすべきでない。

その本の内容を「少しだけ」理解しようと思ったら10回くらい読む必要があるのではない。
「本気で」理解しようと思うなら30回くらい繰り返し読む必要があるのではないか。

「読書百遍、意自ずから通ず」という言葉がある。わたしはこれまでこれは何回も読むことのたとえだと思っていた。しかし最近ではここでいう「読書百遍」はたとえではなく本当に100回読むことだと思うようになった。ここまでやると少々の能力の差など超越してしまうからだ。

                                         りょうた

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わたしの知的生活術

battyanyaki 書店に行けばたくさんの情報術、仕事術の本が並んでいる。
なるほどと思い実行してみるが多くの場合、途中で挫折してしまう。
過去何回挫折したことだろう。それぞれの方法がまちがっていたなどと主張するつもりはない。多くの場合自分の能力と忍耐力の欠如こそ挫折の原因だったと思っている。こうして多くの失敗を経験した結果、こういう結論に至った。

1.万人に通用する情報術、仕事術というものはないのではないか。
2.少なくとも万人に通用する情報術、仕事術というものを発見したと思うのは幻想ではないか。
3.結局、情報術、仕事術というものはきわめて個人的な性格が強いのではないか。

わたしは学者でも何でもない。人に言えるほどの学歴もなく、教育も受けていない。
しかし今にして思えば学ぶことは好きだった。その多くは本から学んだ。
そういう経験をもとに「わたしの知的生活術」を書いてゆきたい。

                          りょうた

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