プレッツェンゼー記念館-ドイツ暗黒の歴史-
ベルリンに来て観光地だけ回るだけでは芸がない。ホロコーストの現地を訪ねてみたい気持ちになった。有名なアウシュビッツもあるがちょっと遠すぎる。現地の人に聞くとプレッツェンゼー記念館というところすすめてくれた。
タクシーで10分ほどだった。9:00開館ということで時間があったので隣の刑務所の壁沿いを散策していると右側に日曜菜園風の畑が広がっていた。しかもバンガローというか小屋も建っていて中にはウサギなどを飼っているところもある。これをドイツの人たちは「週末の家」と呼んでいる。これがドイツ人の一般的な趣味だそうだ。
日本人もガーデニングが好きだが、北に位置するドイツの人たちにとってガーデニングのできる期間は年間を通して限られている。それゆえガーデニングに対する執着が強いのだろう。やがてプレッツェンゼー記念館が開館した。といっても早朝の入場者は私たちとドイツの中年の3人連れがだけだった。
ナチスに対する抵抗運動の活動家がとらわれ、ここで2000人以上が処刑されたという。こういう忌まわしい歴史もドイツ人はしっかり見つめている。中にはネオナチのグループのようにこの事実さえ認めない人たちもいるという。翻って私たち日本人は自分たちの歴史にしっかり向き合っているだろうか。そう思いながら見学を続けた。
写真上部:週末の家 下部左:庭先で出会ったドイツ人グループ 下部右:処刑場
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