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2005年8月13日 (土)

沖縄の様々な顔-沖縄紀行-

si-sa-  沖縄には様々な顔がある。独特の歴史を持つ誇り高い文化と人たち。悲惨な戦争の記憶。戦後から現在に至る基地の重圧。活気あふれる街や人たち。陽気でときに哀愁のある島歌。
今回は初めて訪れた沖縄紀行です。

 沖縄は地理的には鹿児島から南へ500kmとは言いながら隣県であるということから今まで一度も訪れていませんでした。予定のスケジュールがぽっかりと空いたのを幸いに「沖縄訪問」に変更しました。こうして私の沖縄紀行は始まりました。

○ 南部戦跡
 さて、鹿児島空港から1時間と少しで沖縄、那覇空港に降り立ちました。空港ビルはしゃれた作りで広々とした窓からは滑走路の向こう側に青い海が広がっていて、沖縄にきたことを実感させてくれます。最初の目的地沖縄本島の南部地域に向かいます。この地域は太平洋戦争末期に日本で唯一、地上戦が行われたところであります。

 戦争はもとより悲惨なものですが、沖縄戦の特徴は住民が戦争に巻き込まれ、混乱した戦闘状態の中、守ってくれるはずの日本軍からもひどい仕打ちを受けたと言うことです。有名な「ひめゆりの塔」に参拝し、また、旧海軍司令部にも足を運んでみました。この旧海軍司令部は長い地下壕で、いまから60年前、若き将兵たちが絶望的な戦いをし、そして死んでいったことを考えるとやりきれない気持ちになりました。

○ 沖縄の県民気質
 こういうひどい仕打ちを受けた沖縄の人たちの気質は「やさしい」のひとことに尽きます。しかし、私が今まで知っている「やさしさ」とどこか違うやさしさです。うまく表現できませんが、一見、親切で従順ではありますが、よい意味での「したたかさ」というものがあります。これは私の観察であり、また、ある沖縄の人が書いた本を読んだり、現地の人と話をした感想でもあります。

○ 首里城
 次の日、有名な首里城へ行ってみました。沖縄のシンボル、守禮門は思ったより質素な一方、城壁や建物は壮大な作りです。私は各地の城郭に行っていますが、やはり島津氏の支配下に入るまで独立王朝であったことを考えれば納得できます。

 城内見学が終わって帰りのタクシーの運転手との雑談の中で、米軍基地を見たいと話したところ、「私が案内しましょう」と請け負ってくれました。

○ 米軍基地
 翌朝、約束通り「すべては無理ですが、できるだけ案内します」とがぜん張り切って案内してくれました。すなわち、キャンプキンザー、普天間基地、嘉手納基地、トリーステーション、読谷飛行場、キャンプハンセン、ライカム等々。事前の勉強不足ですべては理解できませんでしたが、基地とともに暮らす沖縄の日常生活が少しは理解できたような気がしました。

 話は戻りますが  沖縄には様々な顔があるます。にぎやかな繁華街があり、いろいろな雑貨、食品を売っている市場があり、きれいな海岸やリゾートホテルもあります。と同時に幾多の犠牲を強いられた過去と現在があることを忘れるべきではないでしょう。

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